ダラ奥こしあんの家族大好き!

未就学児×2と姑とのギリギリな日々を綴ります。松江塾ファン。

やってねぇ〜…(泣)

明後日から幼稚園が始まる。

新年度の準備をしてこなかったので、今週末でやり切るつもりだったのだが、タイミング悪く春の陽気に誘われた夫が「久々に土日がしっかり休みだし、今度いつ休みになるか分かんないし、前からやりたかった模様替えしよう〜」と言い始めた。

私は、いつか整理しようと溜め込んでいた幼稚園からのお知らせの山を部屋の各所に盛り上げていたので、この急な申し出に反発した。

書類の置いてある場所が分かんなくなったらどうすんだよ!普段家にいないクセに部屋の模様替えとか、頭沸いてんのか?!と。

だが、アラフォーの主婦がそんな事を言っていては沽券に関わるので「今日はやる事があって手伝えないので、模様替えは諦めて欲しい。それに、親のどちらかが息子の勉強を見ないといけないのに、模様替えに人手をとられて、息子の勉強のペースを落とす事になるのは不本意だ」と伝えた。

本音は隠したが、嘘はついてない。とても真面目で立派な建前である。だが、夫には通用しなかった。

「そんな事言っても、こんなに晴れてていい天気の日曜日なんて、そうないよ?」

夫は本当に凄い。全く人の話を聞かない。答えも明後日の方向からやって来る。

我慢できない

夫のこういう部分に対して諦めを持てるようになったのはごく最近である。結婚してからの数年は大変だったが、義母が間に入ってくれたので何とかなっていた。

しかし、息子が生まれたタイミングで義母が倒れ、私と夫の間を取りもち、常識的な方向に軌道修正できる人がいなくなってからの数年間で、私たち夫婦はお互いを擦り減らしながらぶつかり合い、時には言い争いになりながら、何とかやってきた。

しかし、諦めはついても全てを委ねるわけではない。諦めと放棄は別物だ。

夫が衝動性を我慢できない性分であるのは結婚してから今までのあらゆる出来事で重々承知している。しかし、その結果はこちらである程度ハンドリングしておきたい。

私は突発的な予定外の出来事が嫌いだ。お互いに諦めの付くものが年々増えていても、どうしても我慢ならないものはあるのだ。

そんなわけで

間をとって、夫が模様替えをするが、私は手伝わない事にした。

部屋の一角に私の所持品をかき集め、ここには手出しをしないように念を押して模様替えを許可し、私は新年度の準備を諦めて、残っていた家事を進める事にした。

ん…?

新年度の準備に必要なものは、模様替えを行なっている部屋にあるので、手出しができない。

だったら、別の部屋に道具を持ち出してやればいいじゃんって話だが、私は場所へのこだわりが強く、コックピット化した作業スペース以外での仕事はやりたくないタイプだ。

この性質のお陰で自らクビを締める事が多いのだが、なかなか良い解決策がない…。

という事で、新年度の準備をやっていない言い訳を長々と書いたが、夫と私には互いに譲れないものがあるが故に、お互いの足を引っ張り合うシーソーのような関係をずーっと続けているし、今後も引き続きこのような感じで歳を取っていくだろう。

あんまり長生きはしたいとは思わないが、夫とは仲良く過ごしていきたいものである。