ダラ奥こしあんの家族大好き!

小1男児・年長女児と姑とのギリギリな日々を綴ります。松江塾ファン。

何とか生きているが…

前回より2ヶ月ほど、また時間を空けてしまった。子供達は2人ともご機嫌で学校に通っているし、夫は相変わらず忙しい。

義母だが、先月、肺炎で入院してしまった。ひとえに、私の観察不足である。悔やまれる。

ほぼ毎日デイサービスや訪問リハビリで頑張ってきた義母が、2週間の絶食を経て痩せ細ってしまた。

肺炎は完治したので、これから自宅に戻る為に、リハビリを頑張るようなのだが、問題が山積している。

第三子

この度、第三子を妊娠。予定外かつ予想外であり、そしてこの状況。産んで大丈夫なのか?という不安を払拭するべく、この状況が問題なら整理するしかない…という事で、かなり前からダラダラと忙しさを言い訳に適当に着手してきた家の片付けに取り組んでいる。

もう、二度と、元の状態(魔窟)には戻したくないという強い願いにより、召喚したのがこの本。

めためた良かった。

何度も繰り返し読んでメモを取り、実際に片付けを行ったエリアがあるか、2週間程たってもごちゃついていない。

置いてある物のトリアージ方法が明確なので、パッと見た目で迷わないのだ。

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汚ねぇノートだが、こんな感じで片付けたいエリアの間取り図と格納されている物をトリアージして、不要な物を捨てたら必要な物を中心に、ノートに従ってザクザク収納するだけである。

お片付けで悩まれている奥様がいらっしゃったら、是非おすすめしたい本の一冊だ。

サマソニ

20年ぶりにチケットを入手。

学生時代の友人が多く参戦するとの事で、同窓会のような様相に久々に浮き足立っていた。推しを見たい!だがあの炎天下で耐えられる体力は残っていない!どうする?!筋トレだー!!!!っと思っていた矢先の妊娠。

推しを観られるという、またとない機会ではあるが、友人に迷惑は掛けたく無いし、チケットを知人に譲る方向で動いているが、その知人も現時点で行けるかどうかは分からず。心が爛れている。

義母への報告

これが1番、頭が痛い。

妊娠と、もしかしたらのサマソニ参戦、どちらも嫌な顔をされるだろう。以前、生理が遅れた時も「まさか3人目なんて考えてないわよね?無理よ」とはっきり仰っていた。

隠す事なく伝えるつもりだが、義母の事なので「だったら、あれもこれも、きちんと出来ていないとダメよ!」になりそうなのが目に見えている。気が重い。

 

久々の生存報告だった。

他にも子供らが勝手に遊ぶ約束を取り付けて来る件やら、息子の教育センターやら、1年生の1学期から授業崩壊している娘のクラスやら、それはもう、色々と書くべき事はあったが、取り敢えず目先の不安をザザッと書かせてもらった。

見えている景色の違い

葬儀の待ち時間中の事である。

参列してくれた年上の従兄弟夫婦に、息子が学校で起こした問題行動について愚痴った。

激昂

息子が学校で、自由時間に漢字の書き取りを行なっていた時のこと、突然息子が「こんなことしていたって意味がない!息子君は馬鹿なんだ!!」とキレ、漢字の書き取りをしていたノートのページをハサミで切り取ってしまった。

その後、いかに自分が馬鹿であるかを挙げ連ねていたのを担任の先生が見るに見かねて宥めた、という事があった。

息子は本やチラシから格好がいいとか、どこかで見た事がある、というような字をノートに拾って所狭しと書く。

たまに見せてくれるので「よく見つけて来たね」とか「こんな意味だよ」とか、教えたりほめたりしてきたのだが、先生曰く「読み方も知らない、意味も分からない字を書いて何の意味があるんだ」と、嘆いたらしい。

その話を従兄弟にすると、「やるなー!!!!」と、手を叩いて大笑いした後に「うちの家系は高IQが多いから、テストを受けさせた方が良い、絶対やれ」と断言された。

従兄弟本人もIQ130越えのギフテッドであり、息子とはスムーズに会話をし、息子も楽しくお喋りができた様子だったのだが、息子の事を知能が高いと思ってもいなかったので、まさか、本当にそうなの…?という、戸惑いだけが残った。

息子はウキウキで知っている漢字を披露し、形から推測できる意味を説明したり、最近ドはまりしている鉱物図鑑(大量に付箋が貼ってある)を見せて、誕生石の意味を説明したり、水を得た魚のようだった。

従兄弟夫婦は本当に話し上手で、息子の話を遮る事なく、息子が話したそうな話題を先回りして知らないふりをしながら「それってどういう事?」など質問したり、時折「頭いいねー!!」と褒めまくる。

久々に息子がキラキラした顔でたっぷりと自分の好きな事を語っているのを見た気がした。

落差に絶望する

従兄弟夫婦はお互いに社長業をしている事もあり、人を見る目が色んな意味でとても厳しい。

私なんぞドベの扱いであり、正直、従兄弟に対しては苦手意識があったのだが、ギフテッドだというなら納得がいく。

見えている風景、立たされているフィールドが全く違うのだ。従兄弟とは、会話は会話として成立しても、その意図がどこから来たものなのか、分からない事が多い。

従兄弟と話をしていると、数学で何故、その問題を解くのに関連が薄そうな方程式を持ち出すのか?という、自分自身の理解度の浅さを見せつけられるような感覚があり、そして、従兄弟には幼少期から「何故、そんな簡単な事が分からない、できないのか?」と言われる事が多かったのだ。

原因が分かっても、私は何の対処のしようもない。ムカつくが勝てる相手ではないし、絶望的な差を埋める為の努力、またそれに払う時間もコストも無い。

触らぬ神に祟りなし。諦めの境地である。

IQテスト

そんな従兄弟が、息子の様子を見て「絶対に受けさせろ」と言ったIQ検査だが、私達夫婦も実は、発達障害の診断時に受けており、2人揃って凸凹だらけの「アイタタタタタタ〜…」という結果が出ている。

そして、主治医より「8割の確率で子供に遺伝する」とも聞いていたので、息子や娘に関してはそっちの心配をしていた。

息子の癇癪、娘の多動・衝動性など、それらの特徴は発達障害の特性が遺伝した結果なのではないか?と、疑ってきた。

しかし、従兄弟に言わせれば「IQが高いから、周りと合わない」のだそうだ。検査も受けていない状態でそこまで言い切られるのもちょっと…と、思うが、発達障害の特性として疑っていた部分を、別の観点から見ている従兄弟の話が聞けて参考にはなった。

実は、担任の先生から勧められて、現在、息子は月一で自治体の教育センターに通っている。そこで心理士さんや相談員さんにも「考え方が大人びている」とは言われていた。

従兄弟が言う通り、IQテストは受けた方が良いのかもしれない。もし、仮に発達障害であっても、何が苦手で何が得意なのか、指標を見ながら考察し、手を打つ事はできそうだが、従兄弟と同じようなギフテッドであった場合には、一体どうしたら良いのだろうか…。

テストを受けてみるしかないのかもしれない。

また出会う日まで

父が亡くなった。

昭和11年生まれ、今年の誕生日を迎えれば90歳だった。大往生である。

思い返せば、親子として色々な事があり、強く恨む事もあれば、人として尊敬するところもあり、最後まで憎みきれない父だった。

夫が「亡くなっても少しの間は耳が聞こえてるらしいよ。だから、お話してあげなよ」と、言ってくれたので、父には「また、会おう」とだけ伝えた。それ以上の言葉が出てこなかった。

父は、苦しまずに眠るように逝ったらしい。

きっと、これから息子や娘が成長していく中で、子供たちのちょっとした言動、仕草の中から、私は父を見いだすだろうし、父を思い出すだろう。

面倒な人だった。だが、最後まで嫌いになれなかった。

沢山の思い出を残してくれた事に感謝して、これから父を見送ろうと思う。

父さん、さようなら。

 

求不得苦

2月半ばから続いた親戚の不幸と父の容体悪化、娘の卒園・進学準備等でバタバタと忙しくしていたが、やっと落ち着き久々にブログを書ける時間ができた。

と、思ったら、今度は父が危篤になり、現在病院へ向かっている。

どうして、タイミングは重なるのだろうか。

遠方ゆえ、すぐに駆け付ける事ができずもどかしいばかりであるが、父が少しでも回復の余地がある事を祈る。

「やめて」

息子の自尊心を傷つける様なコミュニケーションを取るクラスメイトがいる、と言う話を先日書いたが、あれからピンとくる本があったので紹介したい。

この図鑑の良いところは「どのようなシチュエーションで、自分はどのように感じたのか?それを伝えるためになんと言う言葉を使えば良いのか、その言葉を使う事によって得られる効果は何なのか?」までがセットになって、ギュッと分かりやすく短縮されて見開き2ページでまとまっている事にある。

夫にも見せて「すぐに息子に読ませよう」となり、早速息子と一緒に読んだのが「やめて」だった。

状況を変えるストップ魔法

息子は「やめてって言ってもやめて貰えない事もあるし、また同じ事をしてくるよ?」と、悲しそうに言っていたが、デカい声で「やめて!!!」と叫べば、普段温厚な息子が大声を上げた事によって、周囲の人が異変に気付くし、誰かが助けに来てくれるかもしれない、という事を伝えた。

自分よりも他人

それでもまだ納得感が無さそうな様子だったので「我慢し続けて辛い思いを自分の中で溜めると、気持ちが落ち込んで、お腹が痛くなったりして、身体の方が先に具合が悪くなる事もあるよ」と、説明した。

息子の様子がおかしい事で、お母ちゃんもお父ちゃんも心配になるし、息子君の仲の良いお友達だって「息子君、大丈夫かな?」って心配したり、不安になる事もあるかもしれないよ、と息子の視点ではなく他人に与える影響を軸に話を展開してみた。

息子は、少し考えてから「それは、お友達も辛いの?」と聞いてきた。多分、辛いという言葉程の重みは感じにくいかもしれないけど、心がざわついて落ち着かなくなるかもしれない、と私なりの解釈を話した。

気になる事があって、それが頭の片隅に残っていると、楽しい事があっても全力で楽しみきれなくなる。100%のうちの数%が欠けた状態で、何か物事を行っても、モヤモヤしたものが残る事が多い。誰かを心配させるって事は、その相手のパワーを少し奪う事に繋がるんだよ、と息子に伝えた。

息子は「じゃあ、息子君が悪いんだね…」と意気消沈してしまったのだが、そもそも、息子がしょんぼりする原因を作ったのは、気分を害する様な行為を行なったクラスメイトであって、息子が悪いのでは無いという点は強調した。

さらに「息子の事を心配してくれる子って、心から息子の事を思ってくれているのだから大切にしないといけない。息子君だって◯◯君が風邪で学校を休んだ時に"大丈夫かなぁ?早く治ると良いな"って言ってたでしょ?それは優しい気持ちから出てくるものなんだよ」とフォローした。

だから、大切なお友達になるべく心配を掛けない為にも、誰かに嫌な事をされたらハッキリと「やめて!」と伝えて、堂々としていようね、と話を閉じた。

相思相愛

それから数時間して寝る前の事である。

息子が「母ちゃんとお話しがしたい」と言ったので一緒に枕を並べて横になったのだが、息子は好きなお友達があまりいない事、嫌な事をしてくる子が他にもいる事、女の子が苦手な事などを、とつとつと語り始めた。

だけどそんな環境でも、仲良く出来ている子や、嫌な事をして来ない子もいるよね?と訊いてみると数人の名前が出た。中でも特に2人の名前は普段の会話でもよく出てきており、仲が良かった筈だ。

その2人の事をどう思うのか息子に訊くと「大好きだし、もっと仲良くしたい」と言っていた。その2人は息子君の事が好き?と更に突っ込んで訊いてみたら「好きだよって言ってくれたし、嫌な事もしないよ」と言っていた。

そのような、お互いの事を「好きで大切」と思っている関係の事を相思相愛って言うんだよ、と伝えると息子は嬉しそうな顔で噛み締めるように「相思相愛…」と、呟いていた。

嫌な事をしてくる困った奴もクラスにはいるけど、息子の事を思ってくれる優しい友達がいるのだ。それが分かっただけでも良かった。

削られる自尊心

息子だが、昨日クラスメイトとのやり取りでトラブルになり、教室で泣いていたと担任の先生から連絡があった。

「真面目に物事を遂行したい息子vs悪ふざけで楽しくワイワイやりたかったクラスメイト」の構図だったらしい。

息子は揶揄されて1人ポツンと泣いたらしく、帰宅してから話を聞いてみようと思ったのだが、息子は帰宅しても平然としており、トラブルがあったという素振りも無かった。

だが、顔を覗き込めば少しの刺激で今にも決壊しそうな瞳をしていた息子。思わず「学校で何かあった?」と聞いてしまった。

息子はすかさず「何もないよ!」と言ってはいたが、私から目を逸らし何かを堪えるような表情をしていた。

下手に突くと何も話してくれなさそうな気がしたので、私はモヤモヤしながら仕事に戻り、1時間ほど作業を続けたが、息子の事が気になって身が入らず、キリが良いタイミングで子供たちを誘ってオヤツを食べる事にした。

ブレイク

普段、遊んでいる子供たちに「オヤツ食べるよ〜!」と声を掛けると、我先にとリビングまで走り去って行くのだが、この日は息子のテンションが明らかに下がっていた。

娘が走り去って行った後、残された息子に「母ちゃんと一緒にオヤツ食べよう?」と、改めて声を掛けたのだが「うん…」と言っただけで、トボトボと私の後について来た。

皿にオヤツを盛り付ける前に必ず2種類の内どっちを選ぶかジャンケンをするのだが、息子は「どっちでも良いよ…」と、それにも乗ってこない。

違和感は確実にあるのだが、それを振り切ってなるべく普段通りに娘と話をしながらオヤツを食べている時だった。

息子がオヤツを床に落としてしまった。普段通りに「床に落ちたものは食べずにゴミ箱に捨ててね」と伝えると、息子は表情を一層曇らせながら「オヤツ、もういらない。息子君はバカなんだよね」と言った。何かが溢れ出た瞬間だった。これを逃したら、息子の気持ちはずっと分からないままだろう。

私は「どうしてバカなんだと思ったの?」と訊いた。息子は「息子君はバカだからいらないんだよ。もう死んでもいい」と言った。

言葉として出て来たものはなかなかショッキングだったが、そこに行き着くまでの息子なりの思考過程が分からなければ、こちらとしてはその言葉を言葉通りに素直に飲み込む訳にはいかない。大変な思いをして産んで育てて、こんなところで簡単に死なれては困る。

息子と向かい合って「大事な話だから、どうして息子君がバカなのか、教えてほしい」と改めて訊いた。すると、息子は表情をくしゃくしゃに崩しながら、学校で起きた友達とのトラブルについて話してくれた。

息子は一部のクラスメイト達から、揶揄われたり、嫌がらせを受けているようだった。内容はとても下らないし、担任の先生が介入して嫌がらせをする子を叱ったりする事もあったそうだが、息子は自尊心が傷付いたのだろう。

嫌がらせを行い、相手を不快な気分にさせる方がおかしいという事を伝えたが、それだけではこの話は息子の中で消化不良になると思ったので、私の弟の話をした。

非行少年の行末

低学年の頃、弟の同級生に厄介な奴がいた(以降、Aとする)。私も会えばスカートを捲られたり、突然殴られたりしたし、他にも嫌がらせを受けていた子がチラホラおり、Aの親に母から苦情を入れた事もあったが「うちの子、ちょっとヤンチャなだけで〜」とか「こしあんちゃんが可愛いから、好きな子ほどいじめちゃうって言うでしょ〜?」と全然反省する素振りもなく、「あの家は話が通じない」という噂は素早く広がり、一家ごと遠巻きにされるような始末だった。

弟とAは仲が良く、Aは弟に対して嫌がらせをすると事は無かった。母は弟に「Aとは遊ぶな」と言っていたのだが、誘われると断れない弟はズルズルとAと遊び続け、とうとうAに言われるがままに近所のスーパーで万引き未遂をしてしまったのだ。

その日弟はAから「オヤツを食べよう」と誘われた。Aが弟を連れてスーパーに入ると「商品を持って店の外に出て来い」と言って店の外に出て行ってしまった。

余計な小遣いを持たされていない弟は、店で会計が出来ず、かと言って商品を持ったまま店の外に出るのは犯罪だと分かっていたので、途方に暮れて泣き出し、店員に事情を説明して保護されたのだった。

店から電話が来た時に母は飛び上がらんばかりに驚いていたのだが、怒り心頭で弟を迎えに行った。後々母から話を聞いたが、Aの親はなかなか迎えに来ず、やっと来たと思ったら「でもお店の商品とってないですよね?」と言ったらしい。

この親にしてこの子あり、と言う言葉そのものだった。

以降、Aはその騒動で様々な家庭からガン無視されるようになり、一緒に遊ぶ友達も減った。後に弟はAに会うたびになじられたそうだ。弟はAとは関わり合いたくなかったらしく、なじられるたびに腹は立ったが、言い返さずに無視し続けていたと言う。

あれから何十年と経ったが、Aは窃盗の前科がついたと人伝に聞いた。何も驚くような事ではなく、あのまま育てばそうなるという、つまらない話だった。

息子の出した答えから見えてきたもの

この話をした後で息子は「今の話って、本当だよね?なら息子君、もう少し考えてみる。叔父さんみたいになった気持ちで」と言って、数分間押し黙って考えていた。

暫くして、息子は弟が良かった点を挙げ始めた。まず、近くにいた大人に相談出来た事、次にAになじられて嫌な気持ちになっても言い返さず無視した事だった。

息子が挙げた2点は確かにその通りではある。しかし、息子のクラスメイト達はAぐらい変な奴なのか確証が持てない。百歩譲って、ただ楽しいから息子をいじっただけの可能性もある。問題は息子を「いじっていい奴」という舐めた見方をしている事にある。

いじりは、ある程度懐が知れた仲の良い関係性の中で成り立つものであって、決してパワーバランスの高低差の中で成り立つものでは無い。

そして、子供同士のコミュニケーションの中で発生するパワーバランスを親が直接コントロールする事はできない。

息子にとって自尊心を削るようなコミュニケーションを、どのようにいなして行ったら良いのか。男児のコミュニケーションについて、私は過去の経験の中に対処方法を知らない。

忙しくて余裕のない夫だが、この話は夫にも共有して一緒に息子と話をしなければならない。同時にコミュニケーションに関する本や育児書も探してみようと思う。

息子の成長

昨日、娘の参観日&ママ友ランチ会と、息子の参観日&懇談会が被ってしまった。

息子の参観は夫に任せて、私は娘の参観とランチ会に出席。

のんびりした幼稚園なのでお母様方も穏やかな人が多く、お互いの子供たちの様子や入学式の準備の話、ランドセルの色など諸々、ウキウキで話ができたのだが、小学校に上の兄弟がいるお母様から恐ろしい話を聞いてしまった。

身近にあるリスク

上の学年で1人の生徒によって学級崩壊が引き起こされている。普段は教室でめちゃくちゃやってるのに、参観日や外部の視察が入る日はきちんと大人しくしているそうで、これは相当悪どい。楽しかった会話は全て吹き飛んだ。

通っている小学校はマンモス校なので、学年ごとにフロアや校舎が変わる。学年を超えた影響は受けづらいだろうとは思うのだが、学童ではどうだろう。また、縦割り班的な学習の機会もあるので、今後会わないとも限らない。

思い返せば昨年、休職した先生方が数人いらっしゃったし、例の学年では教頭先生が担任を受け持っていた。何か違和感はあったが、これがたった1人の生徒が引き起こしたものであったのなら、学校で抱え込める様な問題ではないと思うし、何か打つ手は無いのかと憤りを感じる。

ただ、現時点でできる事と言えば、ママ友と情報共有を行い、担任の先生を介して学校とも密にコミュニケーションを取り続けるぐらいだろう。

息子の変化

暗澹たる気持ちの中、夫と息子が帰宅したので参観と懇談会の様子を聞いたのだが、人前が苦手だった息子が「この一年で頑張った事」として、みんなの前で駆け足飛びを披露したとの事だった。

夫曰く、息子は緊張で力んだり、恥ずかしがる事もなく、覚束ない足取りで駆け足飛びをした様なのだが、本人は満面の笑みで夫にサムズアップをよこしたそうな。

それだけでも大きな変化を感じるのだが、懇談会後に担任の先生より、息子がこの一年で人との関わり方に大きな成長があった事を夫が伺ったので、親バカながらシェアしたいと思う。

二度目は無いからな

のんびりした幼稚園でのびのびと、友達と争う事も無かった息子だが、小学校に上がってからは、泣かされたり暴力を振るわれたり、様々な出来事が起きた。

その都度、私は「嫌な事をされたら、相手に"二度とやらないでね"と伝えるように」と息子に言って来たのだが、学校では、相手が強く出ると自分から引く事が多かったらしい。

それが最近、息子は言い返したり、度が過ぎる行為に対して「二度目は無いからな!」と言うようになったそうで、担任の先生が「あの優しくて少し引っ込むところのあった息子君が、自分が悪くなければきちんと引かずに言い返せるようになったのは大きな成長です」と仰っていたと。

まさか「二度とやらないでね」ではなく「二度目はないからな」になるとは思ってもおらず、また言い方がヤクザ者の捨て台詞のようだったので、ちょっと笑ってしまった。

言い方が優しく諭す方向ではなく、ガッチリ釘を打つ方面にシフトしているのは、今までに息子が揉まれた環境の過酷さもあるだろう。

息子の判断で、その場に相応しい言葉としてそれを選択しているのであれば、私からは何も言う事はない。

清濁併せ呑む

学級崩壊の話で息子や娘の行末が心配になっていたが、息子は息子なりの強さをこの一年で獲得し、娘は娘なりの優しさを表に出せるようになってきた。

2人の良さが、若干劣悪な環境に入る事で曲がらずに真っ直ぐに伸びて行けるように、私は出来る限りの事をやりたい。やれる事を探そうと思う。

怒りの大根おろし

またしてもチャッピー君ネタである。そしてとても下らない内容なので、時間が勿体無い方はそっ閉じしていただきたい…。

食費爆増

昨年から食費が鰻登りに上がり続け、1ヶ月あたり5人家族で15万を超えてしまった。

原因はコントロール出来ない外食費と食材ロスが主なのだが、生理2日目の寝起きと言うバッドタイミングで夫から指摘されたので、図星ではあったが「やってはおられぬ!!」と逆ギレし「だったら冷蔵庫の中身が無くなるまでとことん買い物はせんぞ!!!」と啖呵を切ったのが昼の事であった。

夕方ごろ、強烈な腹痛と冷えと眠気に耐え、朦朧としながらリビングを片付けているところに、娘が「お腹減った!おばあちゃんもお腹減ったって言ってるから、早くご飯作って!!」とのお怒りをいただき、本日二度目の何かがキレた私はチャッピー君に愚痴った。きっつい状態で飯を作れと言われて困ってると…。

そこで返ってきた答えがこれであった。

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そうなの!!!!私以外ウチの家族はメンタルやばいの(涙)!!!!体調が悪いって時に限って作り置きが切れて、一から何か作らないといけないこの面倒臭さと言ったら!!!もう!!!!!やってられるか!!!!!!そんならこっちからやってやる(怒)!!!!!!!

ってんで、野菜室に残っていた大根(直径10センチ、長さ30センチほど)を、夫の顔を思い浮かべながら全力で全て擦りおろし、乾物の切りイカと小麦粉、片栗粉、鶏ガラだしを適当にぶち込んでごま油で焼いた謎の物体を出した。

10枚ぐらい焼いたが、義母と娘と息子でモリモリ食べてしまい、あっという間に無くなってしまった。

ならば次の手を打たねばと、とん平焼きの豚バラ抜きを出した。肉類の在庫が無かったので肉の代わりにしめじを大量に混ぜ、キャベツは大玉の半分を使った。見た目でも満足させる為に卵はオムレツにして、具の上に乗せたあと真ん中を割り開いてとろとろ状態で出した。

ここでやっと義母や子供たちはギブアップ(満腹)した。満身創痍な中、小一時間掛かったが小さな勝利であった。

脅迫

食卓を片付けている最中、仕事で出掛けていた夫からチャットがあったので、連絡内容には返信せず大根おろしの写真を添えて「夫の顔を思い浮かべながら擦りおろした」とだけ返したら、夫は予定を切り上げて帰ってきた。

夫はソワソワと落ち着かない様子で残り物を平らげ、子供たちを風呂に入れ、そして神妙な調子で私の体調を伺ってきた。

ちょうど義母の就寝前の介助で手が開かず、適当に返事を返していたのが冷淡に聞こえたのだろう。義母が寝てから「ごめんね」と、謝られた。何に対する謝罪なのか分からないが、少しだけ胸がスッとした。

だが、これだけで気を緩めるのはまだ早い。アドレナリンが切れるまで、野菜室の食材を切り、冷凍できるものは冷凍し、冷蔵庫の中身は全て処理した。時刻は23時を過ぎていた。

手のひらの上

夫の言葉に逆上して体調不良の中、無理矢理食事を準備したり、食材を処理したりしたが、結局のところ夫の思惑通りになっている。

調理と仕込みで燃え尽きた今、あの「ごめんね」で少しだけスッキリしてしまった自分が許せない。悔しい。だが、大根おろしの写真で夫を脅した気になっていたあの時の自分の事は嫌いになれない。この底意地の悪さに更に磨きをかける為にも、夫に対する対抗心は燃やし続けようと思う。

娘の成長

本日は娘の話。

先週、義母と娘と女3人姦しく(←この字何とかならんのか…)義母の通院で外出した帰り道の事である。

病院の待合室では珍しく「いい子」にしていた娘の頑張りに報いるべく、最寄駅近くのドーナツ屋さんでモリモリとドーナツを選んでいる最中、娘が視界から消えた。

レジ前の雑然とした場で車椅子の義母は人の出入りの邪魔にならない場所へ退避すべく、小刻みに車輪を動かして人を避けていたのだが、どうしても義母の視界に入らない場所からの人がぬっと出てくる事もあり、私はレジでの対応と義母の周囲への目配りと、諸々苦慮しているうちに娘がす〜っと居なくなったのに気が付かなかった。

支払いを終えて義母の膝の上にドーナツの箱を乗せて、いざ娘を回収しようかと店内を見回したところ、娘は出口で大荷物のご婦人の為、ドアを開けていた。

ご婦人の杖にはヘルプマークがぶら下がっており、娘はそれに気付いたのだろう。

出口を少し出た所で、ご婦人からとても丁寧なお礼を言われた。初めて他人から感謝されるという体験で落ち着かなくなってしまった娘は「ドウ、イタマシテ…!」と、お返事を返していたが、その姿を見てグッと来てしまった。

外出先で破天荒に粗相をする事が多かった娘は、周囲から眉を顰められる事はあれど、褒められる事は無かった。

それが、苦節6年、娘は人助けが出来るようになっていたのにとても大きな成長を感じた。

来年度はどうなるか

さて、娘だが本人が嫌がらなければ来年度の小学校進学に合わせて松江塾にお世話になろうと思っている。

娘は今まで平仮名の書取りや簡単な計算など、お好みのキャラクターが表紙になっているドリルで少しずつ家庭学習を進めていたが、なかなか進みが鈍く、昨年は2冊ほどしか完了出来ていない。

内容が繰り返しばかりでつまらなくなってしまい、途中で投げ出したドリルもある。

そんな状況だったが、娘がたったの2週間で完走したドリルがある。

元気よく夫を「う◯こ野郎」と呼ぶ娘にとって大変馴染みのある言葉だったので、中身も確認せずに表紙買いしたのだが、これが当たりだった。

娘にとって…と言うより、低学年の子どもたちあるあるなんだろうけど、何度も同じ字をなぞったり書いたりする事はとんでもなく苦痛なようで、うんこドリルはその点でサラッとしている。知恵を絞る方に頭のリソースが割けるので、他のドリルよりも机に向かう時間は増えたのに、娘は楽しそうに取り組んでいる。

娘に合うドリルがあって良かった。でもって、勉強がそこまで面倒なものではないという事も薄々気づいて貰えるように、これからも工夫していこうと思う。

家庭内パンデミック

息子がインフルと判明してから遅れて2日目と4日目に娘と夫も発熱。

2人ともインフルだった。

この1週間程、子供達や夫の看病でまともに仕事が出来ず、かと言って暇な3人の話し相手をしていても、3人3様、バラバラのリズムを刻みながら好きなタイミングで喋り、それを何とかして聞き取ろうとすると大変疲弊する。ショパンの幻想即興曲並みの難易度である。

私はここぞとばかりに「冬の小物を作る」と言ってミシンへ逃げる事にした。

私の番…

作ったのは子供達のルームシューズ2足、娘の巾着ショルダー、息子のサコッシュである。

型紙作りから始めて1週間でやっと4点、完成した矢先に今度は私が発熱。

非常にまずい。義母にだけはうつさないようにしなければ…と思ううちにどんどん熱は上がり40℃を超えてしまった。

こうなると関節の痛み、内臓の痛み、ありとあらゆる場所の痛みで身体を動かす気力をゴッソリ奪われ、布団の上に転がるぐらいしかできなくなってしまった。

そして日頃の行いが祟ったのか、週明けから夫が3泊4日の出張。この状況で、育児と介護のワンオペを任されるとは思わず、動く指先だけで夫に「帰ってきたら絶対にブッ◯す」と1日おきに呪いの予告を送った。

夫は「こんな状況にしちゃってごめんね…」と、申し訳なさそうな態度を取っていたが、私には分かる。陰鬱な我が家で、群がって来る子供達や小言をネチネチとリピート再生する義母がいない、解き放たれた開放感を味わいながら、SAで足湯を楽しみ、美味い物を食べているのだ(写真を送ってきた)。

これは申し訳なさから起こす行動ではない。確実にこの世の春を謳歌している。

もう、めちゃくちゃ羨ましい!!!!そして妬ましい!!!!!!!!!!

熱のある身体に押し寄せる子供2人をいなしつつ、フラフラの状態で義母の要望を叶えながら夫が帰る日を待っているが、夫よ「帰ってきてくれてありがとう♡」ではない。

夫が見捨てた数日分の私の時間を返して貰うべく、ケツをしばいてやろうと思う。

待ってろよ、夫。

息子、発熱…

息子の通う小学校でも他の学年で学級閉鎖があったので、そろそろ予防接種でも…と思い始めた矢先、息子が発熱。

インフルエンザA型だった。

家庭内感染が起こらぬ事を祈りつつ、粛々と娘の発表会の衣装を縫ったり、家を片付けたりしていたが、私も鼻水やら咳やら出始めている…。

もっと早く予防接種に行くべきだった。

娘や義母、夫に移らないように何とか頑張らねば…

行こうぜ、ピリオドの向こうへ…

今までに「もう限界…」的な記事を幾つか書いて来たが、現状がしっかり改善されることも無く、なんとなく不調でキツい毎日を送ってきた。

もう、根治させねば先はないと思い、自分の身を削る以外の方法で余裕を作る為の作戦をチャッピー君(chat-GPT)と練る事にしたのが2〜3日前の事。

私の使ってるチャッピー君は寄り添い型でとても優しいので、厳しいアドバイスをバシバシ出してくれるように、X(旧Twitter)で見かけたプロンプトを入れたらまるで別人の様になってしまった。

今までが「優しい博識な年長者」だったとしたら、今のチャッピー君は「図星を正確に狙撃する老練なスナイパー」である。

そして、スナイパーに転生したチャッピー君が問題点を把握し、実現可能な改善策を練り出して、進捗管理までしてくれたお陰で、少しずつ現状改善の為の対策を打ち始めている。

というわけで、私にとってはとても有用なプロンプトだったので、辺鄙な拙宅に足を運んでくださる皆様へお裾分けしようと思う。

チャッピー君転生プロンプト

https://x.com/ariyoshimd/status/1985146480924164370?s=46&t=3lUJrxtVTUqSIG7hb4MHMw

プロンプトについては、上記のリンク先で詳細を確認していただきたい。

※ 寄り添い型の優しいチャッピー君がかなり豹変するので、辛辣さに耐えられる心の余裕が無い方にはあまりお勧めできない。

我が家の現状

私:家事6〜7割、仕事、子供たちの世話7〜8割、義母の生活の介助9割というタスクを抱えている。発達障害の傾向があり、頭のお薬と感覚過敏のお薬を処方されている。仕事は在宅勤務。

夫:小さい会社の経営者。忙しい。家にいる時間は私がこなしきれなかった家事を回す。子供たちには非常に好かれており、休む間もなく絡まれる。発達障害の傾向あり。私同様、頭のお薬を処方されている。

私自身、発達障害の傾向がありマルチタスクが絶望的に苦手で、定型発達の方と比較するとこなせるタスクの分量が少ないのもあるが、スナイパーに転生したチャッピー君はそこも把握した上で「タスク過多で我慢の限界を超えている」と言ってくれた。

自縛自従

「できない事を人並みにできるようになる」事を、幼い頃から学校や家庭で求められて、社会に出てからも「できない私」がバレないように、息を殺しながら必死に存在感を消して仕事をして来た。

子育ても介護も「これぐらいできないとダメだよな…」というなんとなくのイメージで自分が「できていない事」を数えては息苦しさを感じていた。苦しいけど、やらないといけない事ができていない、という目の前の現実が答えだと思っていたのだ。

できない自分がダメなのだという、答え。

だが、チャッピー君は「ちゃんと人間として持続可能な生き方に戻る為の方向転換」の為に、これから「システムの致命的なバグを修正していこう」と提案してくれた。

でもって、具体的なアクションプランを出してくれたので、それに従ってクリニックを受診したり、市役所に問い合わせたり、少しずつだが、自分が抱えている日々のタスクを手放す準備をしている。

そして、ずっと渇望していた「自分だけの時間」を明確に持つ為に、休み時間を作る準備も並行して行っている。

今まで全く見えていなかった"ピリオドの向こう"が、やっと霞んで見えるようになって来た。このままピリオドを追い越すまで、自分の「できる限り」を見極めながらチャッピー君とバグ修正をやり続けようと思う。

 

娘の謝罪マニュアル

祖母からの強い当たりにも耐え、日に日に野生味を増してゆく娘であるが、先月、とうとう外出先で私の制止も聞かず暴れて義母に「馬鹿!」と叱られてしまった。

湯通しした青菜の如く萎びた娘が、顎を震わせながら泣き「娘ちゃん…、悲しい…!!」と絞り出すように言った後、涙と鼻水と涎に塗れた顔で私にしがみついて離れず、義母は義母で過去の娘の悪行を挙げ連ねて娘を罵る。

控えめに言っても理不尽のサンドイッチである。2人に挟まれ、具として何か役目を果たさねばと思いつつ、解決に至る筋道は見つからず、取り敢えず義母を宥め、娘には飴を舐めさせ、2人が静かになった隙に2人を連れてそそくさとその場を辞したのであった…。

行いが先か、心が先か

朝のちんたらタイム中に夫と義母の話になり「義母が僕たち夫婦や子供達の失敗をくどい程しつこく繰り返し蒸し返すところがキツい」と夫が言った。

この連休で家にいる事が多かった夫は、やっと義母の濃厚なご指摘を味わったらしい。私と義母の仲が良さそうに見えても、私の負担が重いというのも分かったようだ。

私たち夫婦はぐうの音も出ない義母の正論を、グッと堪えてありがたく戴く事ができるが、娘や息子はそうではない。

息子は過去に義母に対して言い返して義母を黙らせた事があったが、娘は連戦連敗中。このまま娘の自尊心が傷ついたままというのもよろしくない。

失敗はどうしても起きてしまうものだし、その時にどう謝れるのか、形だけでも良いから娘に覚えさせよう、という事になった。

  1. まずは「ごめんない」と言う
  2. 何で叱られたのか、理由や原因を確認する
  3. 「次、やらないように頑張るね」と伝える
  4. それでも義母が何か言うようなら「それ以上は悲しいからやめて欲しい」と伝える

ざっくりと、このような流れで、義母に叱られた時は謝るのだと娘に伝え、娘と一緒にロールプレイも行った。

心からの反省が無かったとしても、謝るという事をきちんと覚えさせないと、来年小学校に上がってから他人とのコミュニケーションで躓く可能性が高いし、ただ「ごめんなさい」と言う事が謝罪ではない事も娘には覚えて欲しいと思っている。

そして、義母にもマニュアルを共有した。

マニュアルの内容を把握してもらう事で、怒りのままに叱り続けるのではなく、娘が成長する為の手伝いをして欲しいという目的があるのも義母には伝えた。

「ごめんなさい」と言った後にまだ話が続いて、娘自身が辛いと感じるようなら「悲しいからやめて」と言うように、娘には伝えてありますのでお母さんも言いたいのを堪えてやって下さい、と頭を下げた。

どこまで義母が覚えていてくれるか分からない。だけど当分はこうして形だけでもきちんと謝る事を娘には覚えさせようと思う。

いつか、本当に「ごめんなさい」と、申し訳なさで胃が絞られるような思いと共に言葉が溢れ出す日が娘にも来るだろう。

形として、表せる物を知らなければ、心は表に出せない。学生時代に漢文でそれっぽい言葉を習ったような気がするのだが思い出せない。

今日、書きたいと思ったのはそんな話だった。

美しさに涙する

昨晩の魔改造の夜(NHK)、一緒に見ていた息子が魔会に出場した一社に感情移入し「あんなに綺麗に飛んだのに"記録ナシ"だよ?美しく飛んでたのに!!」と言って咽び泣いていた…。

美とは何なのか

息子の感覚は私たち夫婦からすると「異端」である。

2〜3歳頃からトミカをきっちり整列駐車させ、持っているぬいぐるみは窓辺に映えるようにディスプレイし、片付ける時は本人のこだわりに従って物を並べて配置する、変わった息子だった。

ひるがえって私たち夫婦だが、蓋や扉が付いている収納では「何が入っているのか見えない」ので片付けが出来なかったり、仕舞い込んで忘れてしまったりする。引き出しなんて使いこなせた試しが無い…。

そんな2人から、まさか片付け上手の子供が産まれるとは思ってもみなかった。夫とは「宝くじが当たったようなものだ」との認識で一致している。

私たちには無い要素を持って生まれた息子だから、なるべく理解に努めようと思いはするが、息子が今朝の登校時間まで魔改造の夜を引きずって、義母にスリッパについて熱く語っていたのにはとても驚いた。

よほどショックだったのだろう。

美というより、あのスリッパを作り上げたチームの美学に、息子は心惹かれたのかもしれない。まだ小1なのに…。

さて、これから帰宅時間になるが、帰宅してからも引きずっている様子があったら本格的に心配しようと思う。

息子の心に何が潜んでいるのは、物作りへの興味なのか、何かを成し遂げる為のチームワークへの感動なのか、はたまた、限られたリソースで最大限のパワーを発揮させる為のエンジニアリングなのか、それとも美しく散って行った技術者達への共感なのか…。

小遣い帳の行方

今年の息子の誕生日に小遣い帳を買って渡した。

お手伝いをしたらお小遣いを渡していたのと、お祝いで頂いたお金を管理して、自分で欲しい物を買う喜びを知って欲しかったのであるが、いざ使う段階になって行方不明になっているのが判明したのだ。

あれ!!!買ってぇ〜!!!!!

近所のコンビニでとても可愛らしいぬいぐるみが売っているのを見つけた息子。

数ヶ月前からコンビニへ行くたびに買って欲しいとやかましかったのだが、とうとう「自分のお小遣いを使って買えばいい」という事に気付いたらしく、昨日ホクホク顔でぬいぐるみを我が家に迎え入れる事になった。

持って行ったのは津田梅子さん。お釣りで北里柴三郎さんが3人と小銭がじゃらっと出て来て「増えた〜!!!」と大喜びだったのだが「本当は減ってるよ」というのがなかなか理解できていなかった。

そこでお小遣い帳の出番だな、と思ったのだが引き出しにも本棚にも小遣い帳はいない。

我が家では行方不明になった物は「足が生えてどこかへ歩いて行った」という事にしているのだが、小遣い帳にも足が生えてしまったらしい。

散歩中の小遣い帳

買って渡したのはこの小遣い帳なのだが、前書きの文章がとても良く、自立した後の生活に必要な、お金を管理するに当たっての心構えを育む事ができる内容だった。

また、息子の好きな猫ちゃんというのもポイントが高かった。きっと大切に使ってくれるだろうし、使いはじめは一緒にやっていこうと思っていたのに、一体どこへ旅立ってしまったのだろう…。

仕方が無いので、コピー用紙とレシートを片手に、息子と元々持っていたお小遣いの金額と、ぬいぐるみの代金、お釣りの金額を書いて「使えば減る」というのを説明したのだが、お札が増えているのには変わりなく「得した気分♪」と息子はウキウキだった。

こんなに息子はアホだっただろうか…。

もっと実物のお金に触れ合って「増える/減る」の感覚を身を持って体感させなければならない、と思わされる出来事だった。