遅々として進まなかった息子の書き取り練習だが、数日ほど前から新たな局面を迎えていた。
クソつまらん自分語りを2本書いている間に(この2日でアクセス数が激減した)、息子は着実に薄皮一枚を積み重ねており、嫌々やっているように見えた漢字の書き取りをこなして、7〜8個だけ漢字が書けるようになっていたのだ。
しかし、あまり良い状況ではない。
漢字の手前の平仮名の書字が怪しい上にカタカナは壊滅状態。漢字だって、音読み・訓読み、字の持つ意味などを覚えたり、漢字を使った語彙を確実に覚えているわけがない。図形が描けるようになったのと一緒である。
とてもマズいな〜と焦った私は、息子の好きなキャラクターが使われている小1の漢字ドリルを取り寄せたのだが、内容がアッサリ目で活用方法がイマイチわからず、他に良いものはないかと、深夜のAmazonを彷徨い歩くうちに2冊の本に出会った。
「漢字指導法」(土居正博 著)と「なかやまきんに君のきんにくドリル 小学1年生 かん字」である。
👇「漢字指導法」の内容についてはこちらの記事が詳しいので詳細は省く。
どういうわけだかマッチョが好きな息子に、なかやまきんに君はうってつけだろうと思って取り寄せたのだが、思った以上に内容がしっかりしていたのでその感動をお裾分けしたい。
ここから先は、学習が進んでいるご家庭にとって当たり前のような内容の再確認になってしまうので、Not for me な方はここら辺でそっ閉じしていただきたい。
読み方や書き順は勿論の事、熟語や例文もきちんと載っている。「漢字指導法」に則って漢字を教えるなら、熟語や例文は多い方がよい。
熟語のみ、例文のみで済ませているドリルもあったりするが、文字と一緒に語彙を覚えてもらうなら、熟語と例文の両方は欠かせない。
「漢字指導法」では、まずドリルの音読を進めて漢字を見慣れる事から始め、書き順、書字と進めていくのだが、音読のウェイトが高い。
読めるものが多ければ多いほど良いが、多過ぎると負担が…という事で、この「きんにくドリル」は息子にとって丁度良い分量だった。
例文は筋肉に偏っているが、これも特に問題はない。マッチョ好きの息子の筋肉に対する解像度が上がる事だろう…。
というわけで…
我が家は当分、この「きんにくドリル」と「漢字指導法」の二本立てで学習を進めていこうと思っている。
私自身、低学年の頃の記憶がゴソッと抜けており、書き順がメチャクチャなのがコンプレックスだったで、息子と一緒に書き順を覚えようと思う。