ダラ奥こしあんの家族大好き!

未就学児×2と姑とのギリギリな日々を綴ります。松江塾ファン。

リベンジ

日中、やりたい事を我慢して日常生活の様々な事を済ませていると日が暮れる。

皆が寝静まった夜更けが私の活動時間になるが、どうしてもこの時間が仕事の時間になってしまうので、中々やりたい事ができない。

そんな日が2〜3週間続くと「リベンジ夜更かし」がしたくなってくる。これがとても厄介なのだ。

リベンジ夜更かし

リベンジ夜更かしとは、Audible で公開されているポッドキャスト「みんなのメンタールーム」(オススメ!)で出たパワーワードで、睡眠時間を削って自由時間を作る行為の事。報復性夜更かしとも呼ばれているそう。

リベンジ夜更かしをするといつも翌日使い物にならなくなっているので後悔するのだが「喉元過ぎると熱さ忘れる」で、1ヶ月に1回はやってしまう。

やりたい事といえば、趣味の裁縫や優先順位の低い日常の雑務(書類整理とか、剥がれたワッペンの付け直しとか、好きな作家の本を乱読するとか)などが多い。

なんもリベンジできてない

だが実際に、リベンジ夜更かしの時間帯にやってる事と言えば、ゴロゴロしながら趣味に関する情報のネットサーフィンする、辛い物を食べる、毛穴に詰まった角栓をピンセットで抜く、白髪染めしながらパックする…等、本当にやりたかった事とは程遠い活動をしている事が多い。

やってる事は体力がなくても惰性でできる事ばかりなので、やりたい事をやるにはきちんと休んで気力・体力共に充実した状態で臨むのが良い、と頭では理解しているのだが、リベンジ夜更かしの誘惑にいまだに勝てた事がない。

自己実現の誘惑

自己充足感とでも言おうか、日常で「何かしらを達成した」という充足感が、主婦業をしているとあまり多くない気がする。

私の要領が悪いせいもあるが、何かしらに満足して一日を終えられず、体力切れで倒れるように寝ることの方が多いので「アレもやりたかったし、コレもやっときゃよかった…」なんて後悔をしながら眠りにつく。

それに、自分自身の存在意義を主婦である事に置ききれていないので、どうしても仕事や趣味の方で何かしらの評価を得たい、なんだったら結果を出したい、と偏った自己実現に夢を見てしまう。

もっと端的に書けば、主婦業とはやって当たり前の事の連続なので誰かから評価されたり褒められる事など無い。そこで満たせなかった欲望を別の形で手に入れようとしているとも言える。

この話に結論などない

リベンジ夜更かしの頻度は、体力の低下に合わせて年々減ってきてはいるが、まだ我慢できそうに無い。意志薄弱なのは幼い頃からではあるが、この誘惑に勝てるようにならなければ、次第に子供達にも影響が出るだろう。というか、もう、出ているかもしれない…。

この話のコアは「やめたいのにやめられない事」とまとめる事もできるが、結局不満が解消できないからやってる代償行為である事をもっと自覚すべきと考えれば、やる事は2〜3個に絞られる。

① 文句を言わず飯を食ってくれ、と家族に伝える(料理嫌いなので)

② 感謝の言葉を直接伝えて欲しい、とせがむ

③ でもって、たまには休ませて欲しい、と頼む

こんなもんだろう。さぁ、どこから攻めるか…。