昨日も息子と勉強。
14時に帰宅してからオヤツを食べ、少しおちついてから三語短文に取り掛かった。
3/14「犬」「力」「正しい」
犬のお父さんがお相撲大会で、力が強かったから勝った。犬の子供は一回正しい事をした。
今までに作った三語短文の世界に引っ張られそうになっていたが、何とか考え直して作っていた。
三語短文のつもりが
こくごノートにこんな感じでお題をまとめて書いているのだが、平仮名から漢字になった途端「文字が覚えられないから」と、息子は自発的に練習しはじめた。
平仮名ですら怪しいのに良いのかなぁ…と思ったが本人がやる気なので、そのままノートに漢字を書いてもらうが、やはり、バランスがとても悪い。書きやすい角度の線に合わせて左右をスイッチしながら書いているので、文字がバラバラの図形の固まりになってしまう。
「今日も泣くのか…」と身構えていたが、今日は授業の動画を見直したかったので、泣いて体力を消耗させる前に…と、程々のところで漢字の書き取りは切り上げ、休憩を挟んでから動画を見始めた。
コール&レスポンス
動画を見始めると息子は「息子君、映ってる？ちょっと恥ずかしいな…」と小さい声で呟いた。どうやらオンラインだと思い込んでるらしく、この動画が録画だとは気付いていないらしい。
このちょっとした緊張感が緩むと授業をまともに聞かない事になりそうな気がしたので「真島先生、見てるよ」と伝えると、一層息子の顔が強張った。
そのまま、先週の授業では途中で投げ出したテストを何とか時間内にこなし(名前を書けた時には皆でハイタッチした)、休憩中のくみ先生のクイズに頭を捻り、数の問題では自らキャラメルを描き、できたら「できましたー！！！」と絶叫。真島先生の目が夜中に夢に出てくるくだりでは本気で怖がり、息子は授業を目一杯楽しんでいるようだった。
息子の「できましたー！！！」の後で、動画の真島先生の「はい」って声が重なった時には、今までに見た事がないような笑顔で、誇らしい顔をしていた。
こんな偶然ってあるんだな…と、同室にいた義母と顔を見合わせてしまった。
ノリノリの息子
授業後、息子は風呂上がりホクホクしたような表情で「まだ宿題残ってるよね？」と言い出した。
三語短文から自学に取り掛かって2時間は経っていたので、流石に休ませてやった方が良いのではないかと思ったのだが、息子の方は勢いが付いている。
そのまま、音読計算と毎日の音読を済ませる事ができた。
その後
息子は、いつも食べ渋る夕飯を自ら「ふりかけご飯で食べる」と言い出し、食後はパジャマを取り出してササッと着替え、お気に入りの人形を布団に素早く配置してシュッと寝る体勢に入った。
「できた！！」という自己効力感がこれ程までに息子を変えるとは思わなかった。
子供達が寝静まった後で義母と子供達の事を話し合ったが「走り始めてしまったのなら、そのまま続けた方が良い」と、互いの意見が一致。
義母からは「大変な事を始めてしまって、最初は心配だったけどフォローできるところはフォローするから頑張りなさい」と、ありがたい言葉を掛けてもらった。
先週からの1週間、確定申告や仕事の繁忙期が重なり、息子と並走しながら勉強をさせるのは本当に辛かった。
今も回しきれなかった洗濯物や洗えなかった食器で台所や風呂場が足の踏み場がないほどに物で溢れかえってしまっている。
だが、やった分の見返りはあった。
ボロボロだが、何とか乗り切った…気がするので、確定申告を提出したら夜中に大好きな辛い物を目一杯食べるつもりだ。
