ダラ奥こしあんの家族大好き!

未就学児×2と姑とのギリギリな日々を綴ります。松江塾ファン。

カルタ

昨日の事。

勉強を露骨に嫌がる息子に「平仮名の勉強するよ」と声を掛けて、カルタをやらせた。

使ったのは子供達が大好きな「ノラネコぐんだん」のカルタ。

文字と音の組み合わせがキチンと頭の中で結び付いているか確認したかったので、読札は読まず、平仮名の一文字目のみを読んで絵札を取らせるスタイルでやらせてもらった。

息子の対戦相手は娘で、野生児ながら息子が読めない字をマスターしている文武両道タイプである。

結果

一戦目は33対13、2戦目は32対14で息子の勝ちだった。かかった時間は2回戦で1時間ほど。

娘は「息子より平仮名を読める!」というどこから来たのかわからない強烈な自信があったようなのだが、試合が終盤になり負けを悟ると大泣きで「息子君に負けたくない」と言いながら最後までカルタに齧り付いていた。

息子はというと、そんな負けず嫌いの娘に若干引きつつ「娘ちゃん、勝たせてあげようか?」などと娘に直接訊いてしまう、謂わば、火に油を注ぐスタイルで娘を翻弄していた。

一応、読めてる…のか?

カルタを終えて、2回分の娘の取り札を確認するとやたらと「は行」があった。

息子は濁音と半濁音がある「は行」が苦手だ。発音が3種類もあるし、特に助詞の「は」が何故「わ」と発音する事になるのか、まだ納得がいってない様子である。

それ以外だと、字がウネる「な行」も多かった。

何となく息子の苦手なものの傾向が掴めたような気がする。

息子に「これ、本当にお勉強なの?」と訊かれ「文字が読めないと絵札が取れないから、お勉強だよ」と返したら「息子君、読めない字があるし、書けないのもあるよ。もっと練習しないといけないね」と自ら言い出した。

あの息子がこんな事を言うとは…と、白目を剥きそうになったが、向上心がある事は良い事。カルタが終わってから二人は平仮名の練習を続け、寝る直前まで頑張っていた。

何がきっかけになるか分からない

まさか、思いつきでやったカルタが平仮名の書き取り練習につながってくれるとは思いもしなかった。書き取り練習がひたすらの苦行になる前に、息抜きできるものが見つかって一安心だが、飽きるのも早いだろうと思う。

親と子の知恵比べになっているが、こちらには義母も夫もいる。小学校に上がる前までに、うまいこと3人で子供を囲い込んで「勉強するのが当たり前」の感覚を持ってもらえるように、頑張ろうと思う。