ダラ奥こしあんの家族大好き!

未就学児×2と姑とのギリギリな日々を綴ります。松江塾ファン。

数の感覚が結びつくまでの難しさ

先日、やっとの事でくじ引きが回って来た息子。

その前の週、くじ引きで名前が呼ばれずに悔し泣きしていたので、家族みんなで喜んだ。

悔しくて泣いた分、息子なりに勉強を頑張っていたのだが、まだまだ怪しい部分が残っている。

文字通り、手に負えない

繰り上がりのある数字や二桁の数の計算音読で、息子の頭がフリーズする事が増えたので、どうしたものか…と思っている。

現状、息子は指折りで計算をする事が多く、5や10で数を一塊りに扱う事が感覚的に腹落ちしていない。

例えば7+8の計算だと、息子は指を7本出して、9から指を折りながら数える。

だが、足す数が10以上になると指が足りなくなり計算ができなくなってしまう事に気づいたようで、二桁の足し算や引き算が出題されると「分かんない〜」と計算自体を放棄してしまう。

私はどうかと言えば、一桁の数字を頭に思い浮かべる時、◯が5列2行並んでいて、8は◯が2個欠けた状態、7は◯が3個欠けた状態で存在しており、欠けた部分がガチっとはまると◯が15個並ぶ…というような映像が湧く。

また、5や10のような扱いやすい数字は一つの塊として、頭の隅に置いておけるので、7+8の場合、(5+2)+(5+3)=(5+5)+(2+3)の(2+3)の部分しか計算しない。

このような考え方を習得するのに、どんなやり方を試していたのか思い返してみると、幼少期に嫌々習っていた算盤で、暗算する時に頭の中に算盤を置いて珠を動かしていた経験が大きかった事に気付かされた。

多分、今の息子よりも数の塊を頭の中で動かす時間が長かったような気がする。

という事は…

数字という文字で記号化されてしまっている数の塊を、実際に動かす経験を息子に積ませてやれば、現状突破できるかもしれないと思ってやってるのがコレである。

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卵パックとサイコロにしたのは、ただ単に玉子パックをゴミの日に出し忘れたのと、サイコロが余っていたからである。

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↑これが↓こうなる

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算盤はあるのだが、繰り上がる数字の組み合わせの暗記が必要になるので、現段階では取り入れていない。

※ 覚えてしまえば早いと思うので、夏休みになってから算盤は教えてみようと思う。

実際、やらせてみると…

これが中々、親が思うようなサイコロの動かし方はしない。

息子はてんでバラバラな場所からサイコロを摘んで、好きな場所にサイコロを置いてしまうので、計算の結果が分かりにくく、結局1からサイコロの数を数える事になってしまっていた。

5や10のように、ひと塊りになっているキリの良い数字をなるべく崩さないで、端数のサイコロから移動させると、数字をパッと把握しやすいというような事を、言葉を変えて何度も滔々と説明したところ、息子は3日目にしてやっと5や10の塊を崩さないように、サイコロを移動させるようになった。

だからと言って計算が早くなった訳ではないが、把握しやすい数の塊は意識できるようになってきているように見える。

いつまでやるのか

こればかりは、量をこなさないと数の感覚は身につけられなさそうな気がするので、初見で二桁の計算を放棄しなくなるまで、根気強く続けていかしかないだろう。

そもそも私自身、数字の計算が人並みにできるようになったのが小学校3年生頃だったので、息子に期待しすぎないように、自戒の為にここにも記しておこうと思う。