ダラ奥こしあんの家族大好き!

未就学児×2と姑とのギリギリな日々を綴ります。松江塾ファン。

両刀使い

我が家の課題管理は今まで紙ベースだったが、三語短文の出題形式が変わった事により、UX拡充を図ることにした…。

※ UX、知らない人はググってみてください。

最近話題のNotion

かれこれ4年ほど前から公私共にドキュメントをまとめるのに使用しているアプリで、課題の管理と結果集計の為に、また、課題をこなす上で息子に掛かっていた負荷を軽くできるか試す為に、夫と話し合って使ってみよう、という事になったのだ。

書字と時間に追われるストレス

息子の書字がヘタクソという話はこのブログで散々っぱら書いているが、頭の中の考えをまとめて最後まで書ききれない事で、三語短文を終わらせる事ができない日々が続いていたので、流石に可哀想だなと思っていた。

息子は幼稚園に通っているので、授業の板書を写したり、作文を書いたりする時間も無いし、書字に必要な手先の筋力もまだ発達していない。

また、18:30まで幼稚園の延長保育に子供達を預けているので、帰宅してから寝るまでの時間がタイトで、課題に時間を掛けられない。

がっぷりと課題に付き合ってやりたいのだが、義母の介助もあり、どうしても何かをしながら子供達の対応をしなければならず、この数ヶ月、悶々としていたのだ。

自由になるのは声と耳だけ

義母の介助、家事、子供達のお世話、夜の時間帯はずーっと手を動かし続けているが、話しかけられれば返事はできる。

義母の介助をしながらも、子供達が変な動きを見せれば「おい!!!」と怒鳴りつける事もあるので、手が届かなくとも声が届く事で達成可能になるモノがある筈…と8月末頃には考えついていたのだが、どうしても良い案が浮かばず、先日夫に相談したところ「音声入力でいいじゃん」と言われ、目が点になった。

そう言われて考えてみれば、アプリで音声入力したものを編集して、完成した文章をノートに清書すれば良いのだ。最終的なアウトプットはノートに書かないといけないが、それまでの思考の過程はわざわざ紙に書かずとも、音声入力なら、ブツブツ呟くだけ。久々に光明が見えた気がした。

だが、そう簡単にはいかない

課題の管理をNotionで行うとして、今までは紙の台紙にシールを貼って進捗を確認できるようにしてきたので、課題をデジタル移行するという話を息子にしたところ、シール貼りが無くなる事に息子は激しく抵抗した。

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「イヤーーーー!!!」とつん裂くような金切り声で絶叫までしたので、本人が落ち着くのを待ってから話をしたが、息子は「お勉強をした」という記録を目に見える場所に残しておきたいとの事だったので、引き続き、息子の方はアナログなシール台紙、親の方は課題をデジタルで管理する事になった。

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まだ始めたばかりで、この試みがうまく行くか分からない。だが、数日続けてみて、私の負担はかなり減った。

出題された言葉の意味を説明をしてから、息子に色々と想像を巡らせるように促し、何となく話が固まって来てからNotionに音声入力をしてもらい、それをAIで編集・要約して、更に私が息子の知っている言葉で書き直し、最後に息子にチェックしてもらう…という流れだ。

この方法で、私と息子は殆ど手を動かす事もなく、三語短文が出来上がる。

お陰で「書く」という負担が減って、言葉の意味やニュアンスを話し合う時間が増えたし、引き続き三語短文に取り組む事で「考える事は楽しい」「物事を覚える事で考えが広がる事は楽しい」という喜びに気が付いてもらえるように、頑張ろうと思う。